ついに購入!サッカニー トライアンフ20
発売してからずぅ〜っと気になっていたサッカニートライアンフ20をついに購入。だってねぇ、シューズアドバイザー藤原さんがNOVA BLAST3を超える2022年のベストデイリートレーナーだって言うんだからサッカニー好きの私としては無視できませんよねぇ。
実際に履いてみると想像とはちょっと違ったけど総合的にはとても良いシューズでした。ただ、オンのクラウドモンスターやアシックス ノヴァブラスト3と比べるのはちょっと違う気がします。確かに同じデイリートレーナーではありますが、クッション感は似て非なるモノでクラウドモンスターやノヴァブラスト3のようや軽やかに弾む感じではありません。
【もくじ】
- ついに購入!サッカニー トライアンフ20
- 短くポンッと反発するトライアンフ20
- トライアンフ20の重さ
- 優しい着地感を演出するモチモチインソール
- 安定性を左右する前足部の接地面の広さ
- ヒールのしっかり感をNOVA BLAST3と比較
- まとめ
短くポンッと反発するトライアンフ20
ノヴァブラスト3やクラウドモンスターがトランポリン的にバネのように弾むのに対してトライアンフ20はポンッとタイトに反発、接地感はやや硬めです。たしかにミッドソールに直接触れるとムニュムニュして柔らかそうですが、それなりにハリもあり、耐久性を考慮した厚めのアウトソールと相まって硬めに感じるのかも知れません。ただ、実際に走ってみると硬いながらも優しさも感じる何とも不思議な接地感。その不思議な接地感の正体はこのあとご説明します。
トライアンフ20の重さ
トライアンフ20は前作のトライアンフ19に比べて軽量化されたとのことでしたので、早速重さを計ってみました。ちなみに前作はメンズサイズ9(27.0cm)で290gでした。
ミッドソールが厚くなったにもかかわらず、確かに18g軽くなっています。これはやはりミッドソール素材「PWRRUN+(パワーランプラス)」の改良が効いているのでしょう。
優しい着地感を演出するモチモチインソール
本体の重さを計ったついでにインソールがない状態だとどのくらい軽くなるのかチェック。なんと、インソールを外しただけで34gも軽くなりました!
つまり純正のインソールが34gもあるってこと。改めて触ってみるとかなり厚みがあってモチモチした弾力があり、まるで薄いミッドソールみたいな印象を受けました。
接地感が硬いのに、なぜか着地した時に感じる優しさの正体がこれだったんだとインソールをチェックして納得。試しに違うインソールを入れて走ってみましたが、全く優しさを感じなかったので、やはりこのインソールが果たしている役割は大きいのでしょう。
安定性を左右する前足部の接地面の広さ
安定性を左右する前足部の幅をNOVA BLAST3を比較してみました。結果は0.2mmしか変わらないのでほぼ同じと言っても問題ないレベルでした。ソールの構造が全く違うので幅だけで優劣をつけるのは無理がありますが、トライアンフ20の方が硬めの接地感とグリップが効く分、安定していたような気がします。
ヒールのしっかり感をNOVA BLAST3と比較
最後にランニングシューズで非常に大事なヒール部分をNOVA BLAST3と比較してみます。
NOVA BLAST3のヒールは優しくしっかりホールドする印象。かかとがズレることもなくとても快適に走れます。このヒールカウンターは私の足底筋膜炎の回復に多大な貢献をしてくれました。
一方、トライアンフ20のヒールはかなりカッチリした印象。硬めのヒールカウンターが入っていて少し細めの作りになっています。シューズ内部のかかと部分が少し後ろにエグれていて、かかとが浮かないようにしっかりホールドします。ただ、硬めな分、かかとの大きさが合わない方には少々キツイかもしれません。
まとめ
というわけで、素人なりになるべくわかりやすくご説明したつもりですが、いかがでしたでしょうか。履く人の走力や感覚によっても感じ方が違いますし、やっぱり実際に履いてみるのが一番ですよね。ちなみに私は低速ジョグをNOVA BLAST3、早めのジョグをTRIUMPH20といった感じで使い分けて行こうと考えています。また後日、感じたことがあったら追加でレポートします!