外付けSSD(起動ディスク)がクラッシュ
つい先日のことiMac 2019 5K 27インチの起動ディスクとして使っていたThunderbolt3の外付けSSDがクラッシュ。とりあえず純正のフュージョンドライブ(1TB)にバックアップを戻して復旧はしましたが、遅くて死にそうなのでHDDをSSDに換装することにしました。
内蔵HDDをSSDに換装するために必要なもの
SSD換装のために私が用意したものがこれ。
1.ディスプレイを取り外す時に使うロールカッター 550円 (購入時価格)
2.ディスプレイ取付時に使うiMac2019専用の両面テープ 2,800円 (購入時価格)
3.内蔵HDDと交換するSSD 16,650円 (購入時価格)
4.SSD取付時に使用するSSDマウンター 500円 (購入時価格)
工具はもともと持っていたアイネックス特殊精密工具32点セットを使いました。
1.ディスプレイの取り外し
まずはディスプレイを取り外します。iMacのディスプレイはビスやネジはなく両面テープでくっついていますのでディスプレイと本体のすきまにローラーカッターを入れてグリグリと剥がしていきます。上部のカメラがついている部分は少し慎重になる必要がありますが、ほかは結構グリグリ適当にやりました。全体的に剥がれたと思ったらディスプレイを外します。その際、ケーブルを2本外す必要がありますので、少し開いて丁寧に抜きましょう。
ディスプレイを外したら、ディスプレイと本体にまだ残っている両面テープを剥がしてキレイにするのを忘れずに。
2.内蔵ハードディスクの取り外し
ハードディスクは4箇所のトルクスネジを緩めるだけで意外にに簡単に取り外すことができます。トルクスネジは専用のトルクス(星型)ドライバーが必要です。ハードディスク上部のコネクターを外したら、左側の黒い縦長の箱のようなもの(スピーカー)のネジ1と2を先に緩めて少し左にズラすと4の位置にネジが見えますので、3と4のネジを緩めて取り外し完了です。
3.SSDを変換マウンターに取り付ける
マウンターに同梱されているネジでSSDを固定。左側には取り外したハードディスクについてたアダプターを取り付けて、右側には同梱されていたネジを入れました。これで取り付け準備完了です。
あとは取り外した工程と逆の順番でSSDを取り付け、トルクスネジを締めていきます。
4.SSDの動作確認(リカバリーモードで起動)
SSDの取り付けが終わったらディスプレイを取り付ける前に一度動作確認を行います。ディスプレイのケーブルをつなげてから電源を入れてテストします。10cm程度の台(箱でも可)があるとディスプレイを置けて便利です。スイッチを入れてからcommand+Rを押すとMacはリカバリーモードで起動します。起動したらディスクユーティリティーを使って取り付けたSSDをAPFSにフォーマット後、私はこの時点でOSのインストール、Time Machineからバックアップの移行まで全部済ませてしまいましたが、フォーマットだけでも全然OKだと思います。
4.ディスプレイ取り付け〜作業完了
最後は両面テープを貼り付けてディスプレイを取り付けます。両面テープは専用というだけあって本体の形の通りにカットされていますので場所を間違えないよう注意が必要です。キレイにテープがはれたら、ケーブルを繋いでディスプレイを取り付けて作業完了。両面テープの部分を軽く押し付けてあげると安心です。
取り外したHDDは外付けドライブとして再利用
取り外したHDDはもったいないので外付けドライブをして再利用する予定。再利用方法については後日改めて投稿します。