ランニングをしているというと必ず「走っている時は何を考えているの?」と、聞かれます。ワタシ的にはランニングをしたことのない人から聞かれる質問でぶっちぎりでダントツの第1位なんですけど、みなさんはどうですか?一度は聞かれたことがあるのではないでしょうか。いつもは適当に流しているのですが、走ったことのない方のために、マジメに答えてみようと思います。
・・・・特に何も考えていません。
あ、終わっちゃいました(笑)
ま、嘘ではないんですけどね。ね、ランナーのみなさんもそうですよね?特に何も考えてない・・・というかむしろ無心になれるところがランニングのいいところだと思ったりもするので、この質問には正直なところ少々うんざりしております。
なぜ「走っている時は何を考えているの?」と聞くのか
で、この質問をする人は当然ながらマラソン大会に出たこともないし、日常でランニングをすることもない人なんですけど、なぜみんな口をそろえて同じことを聞くのでしょうか。そんなに私のする考え事に特別興味があるとは思えないし、何を考えているかを聞いたところでどうにもならないのにね。
いろいろ考えるときもある
で、体調の良い時は本当に無心でスイスイ走れちゃうから、気がついたら「え?もう20km?!」なんてこともありますけど、疲れていたり体調があまり良くない時は、やっぱり走りながらいろいろ考えちゃいますよね。「今日は5kmくらいで帰ろうかなぁ」とか「キロ6ペースなのになんでこんなに苦しいんだろう」とか「スピードが出ないのはフォームが悪いのかなぁ」などなど。
スピード練習の時は余裕がないので確実に無心なれる
5kmTTとかTペース走など、いわゆるスピード練習をしている時は、ほぼ確実に無心になれますね。イヤホンから流れている音楽も完全に聞き流している状態で、流れていた曲なんてまったく覚えておりません。なぜなら私のようなビギナーランナーはスピード練習中に何かを考えている余裕などないし、良い言い方をすれば、それだけ集中しているということでもあります。
スマホも見ずに無心で長時間走るという未知の感覚
多分、長時間走るという経験のない人は「無心で走る」というランニングをやっている人なら当然の感覚が理解できないので、みんな口をそろえて「走っている時は何を考えているの?」という質問をするのではないでしょうか。決して私の考え事自体に興味などあるわけないのでしょうね(笑)スマホも見ず、本も読まず、誰とも会話もせずに走り続けたことがない人にとっては、多分未知の領域で、そこが一番気なるところなのでしょう。
まとめ
走っているときのことは、一度自分が走ってみればすぐにわかることなんだけど、走る気がないからこの質問をするわけで、逆に言えば「そんなに長い間走り続けるなんて信じられない、私は絶対に出来ない」という気持ちの表現方法がこの質問なのかもしれません。現に私にこの質問をした人でランニングを始めた人はいまのところゼロですから・・・。

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