「マラソンは上半身が9割」を読みました。「そんなわけないやろ〜」という声が聞こえてきそうなタイトルですが、きっと編集者が書店で目に留まりそうなインパクトのあるタイトルをつけたのでしょうね。ワタシもタイトルにつられて購入したので、編集者さんの狙い通りといったところでしょうか(笑)
上半身を意識することでランニングエコノミーが向上
実際に読んでみると体幹が大事という良くある話が大半で、古い本ってこともあって既にどこでも言われているようなことが書かれている印象でした。ただ、ワタシ自身、昨年から続けているフォームの見直しで上半身を意識して走るとラクに速く走れるということは実感しはじめていて、それが間違いではないと後押ししてくれる内容でもありました。
猫背で前かがみになりがちな自分のフォーム
客観的にみて、ワタシはお世辞にも姿勢が良いとは言えません。いわゆる典型的な猫背です。もう30年くらい治したいともがいていますが、これがなかなか難しい。ただ、ランニングしていると奇跡的に姿勢が良くなることがあり、その時はラクに速く走れます。それがいつも出来れば良いのだけれど、普段の姿勢が悪いのでまた元にもどってしまうのです。
筋力不足ではなく使えていないだけ
フォームの見直しを続けて気付いたことがもう一つあります。ランニングが上手くいかないと原因は筋力不足という方を良く見かけますが、ちょっとそれは違う気がします。確かに大臀筋、中殿筋、腸腰筋など、筋力は大事ですが、そもそもその筋肉をきちんと使えているかの方がはるかに重要で、筋肉を使える姿勢こそが自分に最適なランニングフォームなのだろうと思ったりもしています。
さいごに
というわけで今日はろくに走れもしないのに偉そうなこと書いてしまいましたが、2月の走行距離が43.4kmのおっさんランナーのたわごとということでご容赦下さい。これからもタイムは求めず、楽しくランニングを続けていければ良いなぁと思ってます。3月はせめて50kmは走りたい、そしてついでに痩せたい(笑)