ランナーのみなさんにおなじみのVDOT。ジャック・ダニエルズ氏が提唱した走力を数値化した指標的なもので、現在の自分の走力がどのくらいなのかを知ることができます。
VDOTについてはサブ3ランナーのゲンさんがこちらで詳しく説明してくれています。
2018年6月のVDOTは37.2
昨年の6月頃、私のVDOTは37.2でした。今でもそうですが、まだまだビギナー感の抜けないへっぽこランナー的な走力を見事に数値化してくれています。さすがですな、ダニエルさん。
坂道ダッシュで股関節痛発症
その後、もっと速くなりたいと思った私は短時間のトレーニングで速くなれそうな「坂道ダッシュ」に取り組み始めます。しかし、まだ基礎的な走力もないのに、強度の高いトレーニングを連発すればいいことなんてあるわけがない。その頃はそれがわからなかったんですね〜。アホですね〜。ストレッチなどのケアもろくにしないビギナー感まるだしの私はまんまと股関節痛を発症。ついに走れなくなりました。
休足と整骨院通いでなんとか復活
で、なんとか8月の北海道マラソンまでには復活したいと整骨院にひたすら通い、家ではストレッチをする毎日を過ごします。そのおかげで北海道マラソンの直前に痛みはなくなりましたが、おおよそ3ヶ月くらい、ほとんど練習してなかったので、結果は28kmで足切り。まぁ、こんなもんでしょう。
2018年10月のVDOTは38.4
痛みがなくなってからは、今までの分を取り戻そうと必死に走りました。今までの反省を活かしてベースになる基礎的な走力を上げることだけに集中、とにかく距離を踏むことが目標でした。9月はヘロヘロになりながらも、なんとか月間走行距離200kmを達成。そしてその時のVDOTが38.4でした。
VDOTが38.4に上昇、ここでやっと計算上のフルマラソンのタイムが4時間を切りました。しかし、これはあくまでも計算上の話で、フルマラソンを安定したペースで走り続けられるベースがあっての話。翌10月も240kmほど走りましたが、11月の神戸マラソンの結果はネットで4時間22分18秒。やはり走り込み不足が否めない結果となりました。
2019年2月のVDOTは39.2
そんな反省を活かそうと、その後も月間200km以上の走り込みを続け、先日行った20分走から計算した最新のVDOTは39.2。8ヶ月前から見るとかなり良くなりました。この間、ほとんどスピード練習は行わず、LSDとTペース走のみ。少なくとも2週間に1回くらいはロング走(20〜30km)を入れていたので、長い距離を走ることにも慣れ、6:00/kmペースくらいなら安定して走れるようになりました。
まとめ
しばらくの間、距離を走り込んで、やはり自分には基礎的な走力が足りていなかったということを強く感じました。そして、定期的に行ったTペース走もかなり効果があるような気がしています。準備に最低3ヶ月が必要と言われるフルマラソン。やはりカンタン、お手軽に速くなる方法などないということが身にしみた8ヶ月でした。さぁ、今日も走り込みがんばりますよ〜!!
- 作者: ジャック・ダニエルズ,前河洋一,篠原美穂
- 出版社/メーカー: ベースボール・マガジン社
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