猫5匹と暮らすおじさんランナーの日記

49歳でランニングを始め51歳でサブ4達成。その後サブ3.5を目指すが、毎年ケガに苦しむ扁平足おじさんランナー。札幌在住

両足を疲労骨折した原因は扁平足 〜オーバーワークに気づけない原因とは〜

右足 第2中足骨疲労骨折

右足 第2中足骨疲労骨折

昨日、何気なくTwitterを眺めていたら疲労骨折を発症したというつぶやきを見かけました。その方は目標レースでPBを更新するべく、かなりの追い込みをされていたようで、オーバーワークになって結果として疲労骨折を発症してしまったようです。

 

 

過去に疲労骨折を2回経験

実は、私も過去に2度疲労骨折を経験しています。最初は左足、2度目は右足でした。トップの画像は2度目の右足第2中足骨を疲労骨折したときのモノ。この時は頚椎ヘルニアも同時に発症したことや疲労骨折に気づかずトレーニングを続けていたこともありランニングを再開するまでに1年くらいかかりました。

 

直接の原因はオーバーワークと扁平足

整形外科のドクターはもちろん、誰に聞いても疲労骨折の原因はオーバーワークだと言いますし、私もその通りだと思います。ただ、そのオーバーワークに至る過程には人それぞれ様々な要因があるはずで、私の場合は扁平足と厚底シューズが大きく関係していたようです。

 

 

厚底シューズで扁平足の疲れやすさをカバー

扁平足の方なら自覚されていると思いますが、扁平足は本来足に備わっているはずのクッションがありません。クッションがないので当然疲れやすく身体に疲労を蓄積しやすいのです。そこで私はクッション性の高い厚底シューズを購入して走り込みを開始しました。この狙いは見事に的中して私は今までより長い距離を毎日走り込めるようになりました。

 

ダメージを感じなくなった故のオーバーワーク

疲れを感じなくなった私は走ることが楽しくなり、その後はどんどん距離を伸ばし続け、走行ペースも上がっていきました。ついこの前ぎりぎりサブ4を達成したばかりで足腰も出来ていない初心者ランナーが、疲労骨折と頚椎へルニアの同時発症をする直前にはジョグと称して4:50/km〜5:00/kmくらいのペースで毎日15km前後走っていたのだから明らかにオーバーワークです。

 

 

オーバーワークに気づけないことの恐ろしさ

ここまで読んで頂いた方ならもうお気づきかと思いますが、当時を振り返って見ると疲労骨折に至るまでに一番問題だったことはオーバーワークに気づけなかったことだと思います。もちろん扁平足やフォームなどの根本的な原因はありますが、オーバーワークに気づけていたらしっかりと休息をとっていたかもしれません。

 

痛みや疲れが休息のサイン

「痛みが出れば、それが休息のサインだから湿布や薬で痛みを緩和しないほうが良い」2度目の疲労骨折でかかりつけスポーツ整形に行った時に先生が言った言葉がとても印象に残っています。その時は言っていることが理解できませんでしたが、痛みを緩和しながら走り続けることは身体の限界を超えてしまう可能性が高いということを言っていたと今は理解できるようになりました。

 

オーバーワークが予防できるスポーツウォッチCOROS(カロス)

とは言うものの痛みを感じる前に休息をとりオーバーワークを防げれば、それが一番です。そんな体調管理の手助けをしてくれるのが今話題のスポーツウォッチCOROS(カロス)。COROS(カロス)は疲労度を可視化して適切どうかを数値で表示してくれます。こういった機能があると自分の休息の目安になってオーバーワークを防ぐことが出来て良いですね。

 

まとめ

ランニングを始めて数年は走れば走るほどタイムが伸びて速く走ることが楽しくなり、地味でつまらないLSDを疎かにしてしまいがちでしたが、怪我が続いたことで地味でつまらないLSDを継続することがスピード練習にも耐えられる足腰(土台)を作るということも学びました。そして怪我をしないで練習を継続することが速くなる一番の近道であることも。